値に違いが出る要因として、大きく以下が挙げられます。
①わきの下に熱がこもっていたり、汗ばんでいる
②体温計の先端がわきの中心にあたっていない
③体温計とわきの間にすき間ができている
正しく測るために、以下の検温時のポイントをご確認ください。
体温計を正しくあてて測らないと、精度の高い検温値が得られない場合があります。
下記FAQも併せてご確認ください。
>正しい使い方【正しい体温の測り方】
ポイント1
わきの下にこもった熱を冷ましていますか?
・長時間布団にはいっていたり、厚着をしていると熱がこもりやすいので、注意しましょう。
・測定前に乾いたタオルでわきの下を拭きましょう。濡らしたタオルで拭いてしまうと逆に皮膚温を下げてしまうため注意しましょう。
ポイント2
体温計は下側から入れていますか?(襟元から入れていない)
①わきの中心に体温計の先端をあてます。
※わきの中心から外れると、検温値は低くなります。
②体温計を下から上へ少し押し上げるようにはさみます。(腕に対して30°から45°の角度)
◆正しく挟めていない例◆
※上から差し込むとわきの中心にあたらない
例:服の襟元から体温計の表示部が出ている状態
体温計のずれを防ぐために、服の襟元からではなく下から差し込んで測定することをお勧めします。
ポイント3
体温計を挟んでいる反対側の手で腕を押さえて密着させていますか?
※手のひらを上向きにするとわきがしまりやすいです。
ポイント4
検温中に体温計が動いたり、当てている位置がずれないように検温が終わるまで静かにお待ちください。
また以下のお申し出内容の場合は、①から③も併せてご確認ください。
①
Q:今まで使っていた体温計より高く出る。
Q:今まで使っていた体温計より低く出る。
Q:15秒や30秒で測定した値と、10分測定した値に差が出る。
→下記FAQをご確認ください。
②
Q:わきで測った値と、耳や口中で測った値が違う
→下記FAQをご確認ください
③
Q:朝は36℃台なのに、夜になると37℃台になったり、測るたびに値がばらつく。
→下記FAQをご確認ください