心臓は、拡張して中に血液をため込み、収縮して血液を送り出す動作(心拍といいます)を 1 日に約 10 万回くり返しています。
1回の心拍は、心臓が収縮して血液を送り出す収縮期と、拡張して次の血液をため込む拡張期に分かれます。
この収縮期の間で一番高くなった時の血圧を最高血圧または収縮期血圧といいます。上の血圧と呼ばれることもあります。
拡張期の間、血管の中の血液は徐々に下流に流れ出ていくため、血圧が下がっていきます。
次の収縮期が始まる直前、血圧は最も低くなり、これを最低血圧、拡張期血圧、または下の血圧といいます。