不整脈には頻脈、徐脈、期外収縮の3種類あります。
不整脈には、脈が速くなる、遅くなる、ときどき飛ぶ…など、大別すると次の3種類があります。
1. 頻脈(ひんみゃく)
通常より脈がかなり速くなるタイプです。運動や緊張によっても脈は速くなりますが、それは頻脈とはいいません。急に脈が1分間に140回以上にもなる場合には、危険な状態といえます。
2. 徐脈(じょみゃく)
通常より脈がかなり遅くなるタイプです。1分間に40回程度まで低下した場合は、危険な状態といえます。
3. 期外収縮(きがいしゅうしゅく)
脈が一瞬飛んだり、リズムが乱れて、不規則なうち方をするタイプです。
通常、成人の脈拍数は1分間に60~100回程度で、一定間隔の規則正しいリズムを刻んでいます。
脈拍数にはかなり個人差があるので、ふだんの自分の脈拍数(安静時)を測定し、その数値を知っておくといいでしょう。
▼参考