わき式体温計の測り方
検温時の注意
・運動や入浴、飲食の直後の30分間は検温に適さないので避ける。
・わきの汗はしっかり拭きとる。
・衣服に触れないように測定する。
・検温中は電子音が鳴るまで動かない。
1.体温計の電源を入れる。
2.表示部が全点灯した後、『L℃』が表示されたら検温準備完了です。
※途中、前回測った体温も表示されます。
※『L℃』が表示されない場合は、下記FAQをご確認ください。
検温中に表示されるマークについては、下記FAQをご確認ください。
3.わきの中心に体温計の先端をあてる。
※わきの中心から外れると、検温値は低くなります。
ポイント
わきの下にこもった熱を冷ましていますか?
・長時間布団にはいっていたり、厚着をしていると熱がこもりやすいので、注意しましょう。
・測定前に乾いたタオルでわきの下を拭きましょう。濡らしたタオルで拭いてしまうと逆に皮膚温を下げてしまうため注意しましょう。
4.体温計を下から上へ少し押し上げるようにはさむ。(腕に対して30°から45°の角度)
ポイント
体温計は下側から入れていますか?(襟元から入れていない)
◆正しくはさめていない例◆
※上から差し込むとわきの中心にあたらない
例:服の襟元から体温計の表示部が出ている状態
体温計のずれを防ぐために、服の襟元からではなく下から差し込んで測定することをお勧めします。
5.密閉するようにわきをしっかり閉じる。
ポイント
体温計を挟んでいる反対側の手で腕を押さえて密着させていますか?
※手のひらを上向きにするとわきがしまりやすいです。
6.お知らせブザーが鳴ったら、検温結果を確認する。
※お知らせブザーが鳴るまで、わきを閉じてはさみ続けてください。
※機種によっては、ブザーが鳴らないものもあります。
測定時間の違いについて
体温計には実測式と予測式の2つの測定方式があります。
実測式:測定部位のその時の温度を測定します。
実測式の測定時間:わきで約10分、口中で約5分
予測式:検温開始からの温度と温度変化を分析・演算して実測検温の体温を予測する方式です。
予測式の測定時間:約15秒~30秒(機種により異なる)
※予測式体温計は実測検温も可能です。(わきで約10分、口中で約5分)